西武・高木勇、練習試合ロッテ戦で3回3失点 先頭打者弾浴び「もったいなかった」
先頭被弾後も2連打、3連続四球で初回に3失点
西武の高木勇人投手が24日、ロッテとの練習試合(春野)に先発し、3回3失点と課題を残した。
初回、1番の岡にいきなり先頭打者弾を浴び、「自分を見失ってしまった」とリズムを崩した。その後も2連打を浴びてピンチを背負うと、3連続四球を与え、この回3点を失う苦しい立ち上がり。降板後は「もったいない初回でした。ボール先行になってしまって、ストライクを入れるのが怖くなってしまった」と唇を噛んだ。
2回以降は「ヒットを打たれても打者と勝負する。(キャンプ中に)やってきたことをしっかりやっていこう」と気持ちを立て直し、ロッテ打線をヒット1本のみに抑えた。
3月2日からはオープン戦も始まり、本格的な実戦調整に入っていく。不完全燃焼のマウンドとしてしまった右腕は、「1軍にいられるなら、2回以降のピッチングを忘れずにやっていきたい」とリベンジを誓った。
(安藤かなみ / Kanami Ando)