オリ平野、史上27人目の通算100セーブ 「今日は何としても抑えたかった」
前日はサヨナラ暴投で「台無しにした」、屈辱を力に大台到達
屈辱を力に変えた。オリックスの平野が24日、ロッテとの5回戦で史上27人目のプロ通算100セーブを挙げた。
前日、味方が9回に同点に追いついたにもかかわらず、1死三塁で中村を0-2と追い込みながら、宝刀のフォークでサヨナラ暴投。この日は雪辱を胸にマウンドに立った。9回2死三塁で角中をそのフォークで左飛に打ち取ると、マウンドで思わず雄たけびを上げ、今季4セーブ目をマークした。
「昨日は(試合を)台無しにした。今日は何としても抑えたかった。フォークは僕の武器、(ワンバウンドしても)山崎さんが、絶対止めてくれると思って投げた。先輩方の記録に並べて嬉しい。また一つずつ伸ばしていきたい」
次の大きな目標へ、新たな出発を誓っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count