神スイング稲村亜美、カーブに腰砕けも…始球式は「必死で」自己新103キロ
始球式で自身初の100キロ超え、試打式は涌井のボールに「凄いキレで…」
毎月1回のファンサービスをコンセプトにする、今年第1回の「マリンフェスタ」が24日、QVCマリンのオリックス5回戦で行われた。
ナバーロ、内、井口、デスパイネとのサイン会やトークショー、サインボールの投げ込み、ファンフェスタ用レプリカユニフォームを来場者全員にプレゼントするなど、盛りだくさんのイベントだが、最大の目玉はトヨタのCMで「神スイング」として全国区になった稲村亜美(20)の始球式&始打式だった。
2月下旬のキャンプ中から、プロ野球の練習試合で始球式行脚。ソフトバンク-楽天戦を皮切りに、先日も西武プリンスドームに登場してネット動画でフィーバーしている。
中学時代はシニアリーグで投手兼一塁手で、始球式の最速は最速98キロ。100キロ超えを目指し、バランスのいい投げっぷりで、103キロをマークした。
この日は大谷も真っ青の二刀流でも沸かせた。前日に登板した涌井―吉田のバッテリーに対して打席に立ち、試合以上?の歓声を浴びると、結果はボール、空振り、空振り。さすがにカーブを投げられると腰砕けも、4球目はバットに当ててファール。5球目は空振りとなった。
終了後は喝采を浴び、本人は「打てなかったので、なんとか投げる方で取り返そうと必死でした。103キロという自己最速が出てうれしいです。涌井選手、二木選手と2人の方にキャッチボールをしていただき、いい感じで肩が仕上がりました。本当に感謝です。あとスタンリッジ選手にマウンドから『頑張って!』と声をかけていただき、本当に嬉しかったです。涌井選手の球? 最多勝投手のボールはいくら打ちやすいように投げてくれていても打てなかったです。凄いキレでした」とコメントした。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count