田澤、上原が快投で6ホールド目 Rソックスは守護神が被弾も延長12回勝利
田澤はピンチで見事な火消し、上原も3者凡退の快投
レッドソックスの上原浩治投手、田澤純一投手は24日(日本時間25日)、敵地でのアストロズ戦に登板。田澤が1回2/3を1安打無失点2奪三振、上原は1回無安打2奪三振と快投した。しかし、9回に守護神キンブレルが同点2ランを浴びて同点に。それでも、レッドソックスは延長12回に勝ち越して、7-5で熱戦を制した。
田澤は2点リードの6回、2番手バーンズが1死一、二塁とピンチを背負った場面で登板。まずはアルテューべを2球目のスライダーで二ゴロに仕留めた。なおも2死二、三塁のピンチだったが、スプリンガーもスライダーで右飛。好打者2人を打ち取り、ピンチを切り抜けた。
7回も続投すると、先頭のコレアにカーブをセンター前に運ばれたものの、ラスマスは左飛、ホワイト、ゴメスは連続空振り三振と後続を完璧に抑え、無失点で上原に繋いだ。
18日(同19日)ブルージェイズ戦で1/3回を4失点に終わり、休養のため登板機会のなかった上原は、8回に6日ぶりのマウンドへ。ガッティスを遊飛に打ち取ると、ゴンザレスはスプリットで空振り三振。最後はタッカーもスプリットで空振り三振に仕留め、3者凡退の完璧なピッチングで無失点に抑えた。
9回は守護神キンブレルが登板。レッドソックスが「勝利の方程式」で勝利するかも思われたが、2死からコレアに二塁打を打たれると、続くラスマスに左中間への同点2ランを浴び、試合は振り出しに戻った。
それでも、レッドソックスは延長12回にブラッドリーJrが決勝打を放ち、6-5で勝利。熱戦をモノにした。
田澤は25球を投げてストライクは20球で、防御率1.04。上原は14球を投げてストライクは11球で、防御率4.32。田澤、上原には、ともに6ホールド目がついた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count