燕バレンティンの日本語手締め動画にファン感動「素晴らしい一体感」「感涙」
大役を終えたB砲を青木が駆け寄り…球団公式ツイッターが手締め動画をアップ
プロ野球の春季キャンプは終盤戦。3月から本格的にオープン戦がスタートするが、ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手の「キャンプ手締め」の映像が話題となっている。
ヤクルトは26日の日本ハムとの練習試合(浦添)後に沖縄・浦添キャンプを打ち上げた。球団公式ツイッター「東京ヤクルトスワローズ公式」は、前日25日にバレンティンの発声で行われた手締めの模様をアップ。再生回数20万回超え、5000件近いリツイート、1万4000件近い「いいね」を押される大ヒット作となっている。
2013年にシーズン最多60本塁打、通算255本塁打を記録しているバレンティンは来日9年目。外国人には習得が難しいと言われる日本語も徐々にマスターしつつあるようだ。
選手、首脳陣らチーム関係者が集まったマウンドの中心。バレンティンは「オッス! みんな今年キャンプ、本当にお疲れ様でした」と切り出すと、気合に溢れた表情で流暢な日本語で続けた。
「えぇと……沖縄キャンプの後1、2(日)。怪我はダメですよ。今年もうちょっと。ほんとに頑張りましょう!シーズンは今年は…去年はCSファーストラウンド・フィニッシュ。今年はダメです。日本シリーズお願いします。オイッス!」
チーム関係者も驚きの日本語力。それでも、最後にちょっとだけオチを付けた。
「大丈夫ですか? オイッス。お手をはいしく! よぉ~パン!」
「お手を拝借」と言いたかったのだろうが、最後の最後で噛んでしまったようだ。それでも、バレンティンが大役を終えて引き上げようとすると、青木宣親が真っ先に大砲の元へ。肩をたたいて労をねぎらった。
他の日本人選手なら無難終わるところだったが、チーム関係者から「面白い」との声が漏れた。球団公式ツイッターも「本当に厳しく、実りあるキャンプだったと思います。勿論、ヤクルトらしさの雰囲気も最高なキャンプでした。COCO、ナイスなスピーチ! ありがとう~!」と労をねぎらっている。
ファンからは「真っ先に迎えに行くAOKIが流石だなぁと思った。」、「ココ日本語うまいなぁ、ずっとヤクルトにいてくれ!」、「もし今年優勝したらこれ見返して泣くと思う。」、「素晴らしいチームの一体感。行ける、今年は優勝からの日本一!」、「スワローズって昔からずっと明るくてチームの雰囲気いい球団だなと思う!」、「ココさん、ナイススピーチです」、「ココちゃんの日本語のスピーチに感動」、「ここちゃん~最高な一本締め」、「感涙」とのコメントが付いていた。