3月中の実戦復帰も? 鷹・和田、キャンプ500球超え「投げるたびに良くなってる」
左肩の故障から復帰を目指している和田、80球でブルペン締め
左肩の故障から復帰を目指すソフトバンクの和田毅投手が27日、今キャンプで9度目となるブルペンでの投球練習を行った。捕手を座らせることは解禁しなかったが、中腰の姿勢で80球を投げ「感覚はキャンプで1番良かった。指のかかり、投げている感じ、投げるたびに良くなっている」と頷いた。
この日は見守った工藤公康監督からの提案で、50球前後から、狙ったところに10球連続で投げる“10球チャレンジ”を実施。成功すれば、捕手を座らせるプランだったが、「10球連続は難しい」と成功せず。それでも、「10球は無理でしたけど、集中して投げられたのは良かった。無意識に投げても肩もなんともなかった」と手応えを感じたようだ。
和田のいるB組は28日にキャンプを打ち上げる。1日早く、ブルペンでの投球練習はこの日が締めくくりに。このキャンプでのブルペンでの総投球数は500球を超え「肩が何ともなかった時でも500球いかないくらいだったのに、500球を超えた。今の感じなら座らせてもブレることなく投げられそう」と和田。福岡に戻ったあとに、捕手を座らせた投球練習を再開させ、早ければ、3月中の実戦復帰の可能性もありそうだ。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)