日ハム斎藤佑、2連勝で1軍アピール! 4回零封、毎回5K&“森友哉斬り”
2軍戦で5回から救援、毎回の5奪三振で無失点
日本ハムの斎藤佑樹投手が29日、2軍で自身2連勝となる今季2勝目を挙げ、1軍昇格へ大きくアピールした。イースタン・リーグの西武戦(西武プリンスドーム)で、5回からリリーフ登板。キレのある直球、落差の大きいフォークが冴え渡り、4回で毎回5奪三振、3安打無失点に抑えた。
1点リードの5回。先発・中村の後を受けて2番手でマウンドへ上がった。1死から鬼崎の右翼線二塁打、呉の中前安打で一、三塁としたが、4番・山川を捕邪飛。森友哉をフォークで投ゴロに打ち取った。
6回は直球とフォークでストライクを先行させ3者凡退。3点の援護をもらった7回は、2死から斉藤に中前安打を許したものの、続く呉念庭をフォークで空振り三振に仕留めた。8回は森友哉から空振り三振を奪うなど3者凡退に抑えた。
今季のイースタン・リーグ7試合目の登板は4回打者15人、無四球、3安打無失点。毎回5Kの力強い投球だった。
2軍では2勝3敗、防御率3・97となった。前回の22日楽天戦(泉)では9回1失点で完投勝利。早期の1軍昇格が期待させる投球だった。
○日本ハム・斎藤の投球内容
▽5回
田代 空三振
鬼崎 右翼線二塁打
呉念庭 中安
山川 捕邪飛
森 投ゴロ
▽6回
木村文 空三振
駒月 一ゴロ
中田 遊ゴロ
▽7回
山田 二飛
戸川 空三振
斉藤 中安
呉念庭 空三振
▽8回
山川 遊ゴロ
森 空三振
金子一 二飛
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count