中日、逆転負けで岩瀬氏引退試合&本拠地初戦飾れず ロッテは6回に集中打

引退試合に臨んだ岩瀬仁紀氏【写真:福谷佑介】
引退試合に臨んだ岩瀬仁紀氏【写真:福谷佑介】

岩瀬氏は先発投手として登板し、井上を空振り三振に仕留める

■ロッテ 3‐1 中日(オープン戦・2日・ナゴヤドーム)

 中日は2日、本拠地ナゴヤドームでロッテとのオープン戦を戦い、1-3で逆転負けした。この日は昨季で現役引退した岩瀬仁紀氏の引退試合として行われたが、レジェンドのメモリアルゲーム、そして2019年の本拠地初戦を白星で飾ることはできなかった。

 引退試合となった岩瀬氏は先発としてマウンドに上がり、先頭の井上を伝家の宝刀スライダーで空振り三振に仕留め、ファンからの大きな拍手と歓声を受けながら降板。2番手では笠原が登板した。

 開幕投手候補にも上がる笠原は3回2/3を投げて2安打無失点、4奪三振と好投。打線は初回に京田の四球、平田の左前安打などで1死一、三塁とし、ビシエドの中犠飛で先制点を奪い取った。

 だが、5回からマウンドに上がった2番手のベテラン山井が6回につかまった。鈴木、田村に連打を浴びると、平沢の右翼線への適時二塁打、代打・高濱の右前2点適時打と4連打で3点を失い逆転を許した。打線も2回以降、ロッテ投手陣の前にゼロ行進が続き、4安打1得点と反撃できなかった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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