川崎が昇格即スタメン! 田中将大と初の日本人打者対決
マー君攻略の切り札として川崎を投入か
ブルージェイズの川崎宗則内野手(33)が現地時間17日(日本時間18日)にメジャーに昇格し、ヤンキー・スタジアムでのヤンキース戦にスタメン出場する。ヤンキースの先発は11勝目を狙う田中将大(25)。日本人打者が初めて、メジャーの舞台でマー君と対戦する。
マー君と対戦できる可能性はロイヤルズの青木もあったが、ここまでは直接対戦がない。現在、イチローが田中と同じヤンキースにいたり、日本人打者がメジャーに少ないという事情もあるが、楽しみな対戦だ。
川崎は今季メジャーで3試合に出場し、12打数3安打で打率は2割5分。3Aのバッファローで昇格のチャンスをうかがっていた。ブルージェイズは現在、41勝30敗でア・リーグ東地区の首位を走り、2位のヤンキースとは4・5ゲーム差。この直接対決は重要な一戦となるだけなく、今後のためにも、エース・田中を攻略しておきたいところだ。
環境や投球術の多少の変化はあるにせよ、日本時代に対戦のある川崎を呼びよせ、いきなり「8番・セカンド」で起用することを決めた。
マー君VSムネリンは田中の1年目の2007年から、川崎のソフトバンク最終年の2011年の5年間、対戦がある。合計で64打数18安打、打率2割8分1厘という結果。田中の1年目は14打数7安打と5割を打ったが、最後の年の対戦は16打数2安打、1割2分5厘と抑えられている。
なお、この試合には川崎の師匠でもあるイチロー外野手(40)も7番・ライトで先発出場する。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count