上原浩治、暴投で1失点も8H目 Rソックスはヤンキースに3連勝で単独首位
8回に2点リードで登板し1失点で勝利に貢献、ヤンキースは5連敗
レッドソックスの上原浩治投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのヤンキース戦に2番手で登板し、1回を1安打1四球1奪三振1失点で8ホールド目を上げた。レッドソックスは8-7で勝利。宿敵ヤンキースを本拠地でスイープ(カード全勝)した。
レッドソックスは先発のエース左腕プライスが7回8安打6失点と苦しんだ。しかし、同点の7回にバスケスがセットアッパーのベタンセスから2ランを放ち、勝ち越しに成功。上原はこのリードを守るべく、2番手で8回のマウンドに上がった。
先頭のテシェイラは1ボール2ストライクと追い込んでから、87マイル(約140キロ)の直球で空振り三振。しかし、続くカストロにはスプリットをレフトに運ばれ、二塁打とされる。ヘッドリーは87マイルの直球で一ゴロに仕留めるも、走者は三塁へ。続くマッキャンに対して、カウント2-2から投じた5球目のスプリットがベース手前でワンバウンドとなると、これを捕手のバスケスが捕球できずにワイルドピッチで1点を失った。
さらに、マッキャンを四球で歩かせたものの、最後はベルトランを87マイルの直球で空振り三振。1点のリードを守り、守護神キンブレルにつないだ。
キンブレルは9回を無失点に抑え、レッドソックスが勝利。本拠地でヤンキースに3連勝した。ヤンキースは5連敗となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count