グラブに「ジャクソンスマイル」のロゴとカタカナ…元広島右腕の“カープ愛”
昨季限りで退団も…ジャクソンの“広島愛”は変わらず「彼はよく笑うから…」
昨季限りで広島を退団し、ブルワーズとマイナー契約を交わしたジェイ・ジャクソン投手。ここまでオープン戦2試合登板で2回1安打無失点1奪三振と結果を出し、米復帰1年目でのメジャー昇格へアピールを続けている。そんな右腕がカタカナの「ジャクソン」の文字、日本時代に生まれた“ジャクソンスマイル“の「ロゴ」をグラブに刻んでいることが話題に。地元記者はツイッターで写真を紹介している。
ジャクソンは2016年からは広島でプレー。セットアッパーとして3シーズンで通算175試合に登板し、10勝8敗2セーブ92ホールド、防御率2.10の好成績を残した。昨季は48試合登板で3勝2敗1セーブ25ホールド、防御率2.76の成績ながら自由契約に。そして、マイナー契約ながら4シーズンぶりに米球界に復帰した。
ただ、“広島愛”は今も変わらない。MLB公式サイトでブルワーズ番を務めるアダム・マッカルビー記者はツイッターで「面白い事実:ブルワーズに新加入したジェイ・ジャクソン投手にはロゴがある! 彼が日本でプレーしていた時に、友達が編み出したものだ」と1枚の写真を紹介。ジャクソンのグラブ、Tシャツ、キャップを撮影したものだ。
グラブには「ジャクソン」というカタカナの刺繍。さらに、グラブ、Tシャツ、キャップにはロゴが刻まれている。髭面のジャクソンの笑顔を可愛くデザインしたもので、これが日本で生まれたものだという。この事実に注目したのは、マッカールビー記者だけではない。
地元紙「ミルウォーキージャーナル・センチネル」のトム・ハウドリコート記者も、ジャクソンのグラブの写真を投稿。そして、「ジェイ・ジャクソン投手が3年間日本でプレーした後、ブルワーズとマイナー契約し、キャンプインした。その日本で、彼は自身のロゴを作り出し、この写真でもわかるようにグラブに印字している。彼はよく笑うから、こういうロゴになったんだろう」と説明を添えた。広島時代は、降板時の“ジャクソンスマイル”でファンのハートを掴んだが、そのスタイルは米国に戻ってからも変わっていないようだ。
広島の3連覇に大きく貢献した右腕。“ジャクソンスマイル”のロゴを身に着け、2015年以来のメジャー復帰を叶えられるだろうか。