出塁率上昇の青木宣親を指揮官絶賛 四球激増に「正しい方向に進み始めた」
打率は低迷も出塁率は上昇、「ヒットを量産しなくても、彼はチームに貢献できる」
マリナーズの青木宣親外野手は3日(日本時間4日)、アスレチックス戦で4打数1安打1打点と活躍。8-2での勝利に貢献した。リードオフマンはここまで打率2割2分6厘と苦しみながら、徐々に“らしさ”を発揮し始めている。スコット・サーバイス監督は出塁率の上昇を絶賛。MLB公式サイトは「アオキは打席で苦しみながらもインパクトを残す」と特集している。
昨季、ジャイアンツではオールスター前まで打率、出塁率、盗塁数でナ・リーグ10傑に入っていた青木。今季はなかなか打率が上がってこないが、サーバイス監督は最近の1番打者のプレーを称えている。
「いい部分をたくさん見出しているよ。自分にとって鍵になるのは、彼が最近、山のような四球を選んでいること。バットが別段触れていなくても、彼は出塁する方法を見出している。ヒットを量産しなくても、彼はチームに貢献できることを理解しているんだ」
記事によると、指揮官はこう語っているという。
開幕17試合で2四球だった青木が、ここ8試合で10四球を選び、最近7試合の出塁率は.448を記録していることも、記事では紹介。出塁率の高さに期待して青木を獲得したマリナーズにとって、期待通りの成績を残していると言えそうだ。20日(同21日)のインディアンス戦で2割4分1輪だった青木の出塁率は、3割2分1厘まで上がってきた。