女子プロ野球引退の川端友紀が電撃現役復帰 社会人エイジェックが入部発表

エイジェック女子硬式野球部に所属することが決まった川端友紀【写真:Getty Images】
エイジェック女子硬式野球部に所属することが決まった川端友紀【写真:Getty Images】

ヤクルト川端の妹で女子野球屈指のスター選手、社会人チームでヘッドコーチ兼任で現役復帰

 エイジェック女子硬式野球部は8日、川端友紀内野手が選手兼ヘッドコーチとして入部すると発表した。川端はヤクルト川端慎吾内野手の妹で、長年女子プロ野球で活躍。昨季限りで現役を引退していた。

 兄の慎吾と日本初の「兄妹女子プロ野球選手」として話題となり、リーグ初年度から2年連続の首位打者に輝くなど、女子プロ野球リーグ屈指のスター選手として活躍した川端。2013年に創設された埼玉アストライアに移籍し、昨季まで不動のレギュラー、主軸打者、精神的支柱としてチームを支えた。

 リーグ通算380試合出場、歴代2位の432安打、2本塁打、192打点、98盗塁、通算打率.373をマーク。野球日本代表「侍ジャパン」女子代表にも2012年から選出され、4大会連続で女子野球ワールドカップに出場。昨年、米国で行われた第8回大会でも主軸として活躍し、日本代表を6連覇に導いた。

 そして、昨季終了後に引退を発表していたが、社会人チームのエイジェックで現役電撃復帰が決定。川端は「エイジェック女子硬式野球部、選手兼ヘッドコーチを務めさせていただくことになりました川端友紀です。指導者として勉強させていただきながら、選手としても頑張りたいと思います。また女子野球の普及発展に貢献していきたいです」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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