大谷翔平が投球再開、球団公式が映像公開でファン大喜び「これが見たかった」
昨年10月の手術後初、MLB公式も「復活に向けてキャッチボール」
エンゼルスの大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、昨年10月の右肘靭帯手術(トミー・ジョン手術)後初めての投球を行った。MLB公式サイトが報じている。エンゼルスは球団公式ツイッターで大谷が実際にキャッチボールを行う様子の動画も公開。ファンからは「これが見たかった」「グレートニュース」などと喜びの声が上がっている。
MLB公式サイトは「オオタニがトミージョン手術からの復活に向けてキャッチボール」とのタイトルでレポート。その内容について「非常に軽い投球だった。全体で12分間にわたって続いた。オオタニは60球を投じた。20フィート(約6.09メートル)で20球。40フィート(約12.19メートル)で30球。そしてクールダウンでは10フィート(約3.05メートル)の距離で投げた」と伝えている。また、ティー打撃15スイング、トス打撃25スイングも行ったという。
エンゼルスの球団公式ツイッターでは「ショウヘイ・オオタニがトミージョン手術以降初めて、数球の軽い投球」との説明を添えて、動画を公開。大谷が実際にボールを投じる様子が収められている。
これに地元ファンは大喜び。「最高だ……オオタニサン!」「GOATが稼働中!」「ベースボールには彼の物語が必要だ!!」「素敵!!」「これが見たかった。早く良くなって、ショウ」「グレートニュース!!!」などとコメントがついた。GOATは「Greatest Of All Time」の略で「史上最高」の意味だ。
5月頃の復帰が見込まれている大谷。今季は打者に専念するが、来季の投手復帰に向けてのリハビリも順調に進んでいきそうだ。