「誰も予想してなかった」―イチローがFA1年目に衝撃を与えた6選手に選出
MLB公式インスタが「どのFA選手が1年目でインパクトを与えた?」とアンケート実施
メジャー19年目のシーズンを迎えるマリナーズのイチロー外野手。オリックスから日本人野手初のメジャーリーガーと注目された2001年のメジャー1年目から10年連続の200安打を達成するなど、これまでメジャー歴代22位の通算3089安打をマークしている。
このほどMLB公式インスタグラムは「どのFA選手が1年目に最大のインパクトを与えた?」とアンケートを実施。イチローは99年ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン、2001年レンジャーズのアレックス・ロドリゲス、01年レッドソックスのマニー・ラミレス、04年エンゼルスのブラディミール・ゲレーロ、18年レッドソックスのJD・マルティネスと共にノミネートされている。
イチローは日本最高の安打製造機として2001年にマリナーズへ移籍。多くの選手が違法にステロイドや禁止薬物に手を染めパワー全盛だったメジャーで日本人野手初のメジャーリーガーが活躍するかは未知数だったが、メジャー1年目に新人最多となるシーズン242安打をマーク。新人王、MVP、首位打者、盗塁王、ゴールドグラブ賞など数多くのタイトルを獲得。圧倒的なプレーで全米を熱狂させ続けた。
アンケートにノミネートされた6選手はいずれもメジャーを代表する名選手たち。それでも、ファンからは多くの“イチ推し”のコメントが付いた。
「間違いなくイチロー。成績は嘘をつかない」
「イチロー! 新人王! MVP! Aロッドと(ケン・グリフィー)Jr.がいなくなって、116勝。誰も予想していなかった」
「JDはチームにインパクトを与えた……イチローはリーグ全体にインパクトを与えた」
「エリア51」
「ランディ・ジョンソン。史上最も恐ろしい投手」
「ブラッド!!!!!! 史上最高の選手の1人」
「全て素晴らしい選択肢だけれど、ビッグユニットかAロッドだね」
「新人王とMVPのイチロー」
「難しい!! 皆素晴らしいシーズンを送ったけど、JDは1年目でワールドシリーズ制覇した!!」
「Aロッドが大型契約の道を作った」
「断トツでイチロー」
「マニー、なぜなら彼はマニーだから」
「2019年のブライス・ハーパー」
このオフはナショナルズからFAとなっていたブライス・ハーパーが米スポーツ史上最高総額となる13年総額368億円でフィリーズ入り。ドジャースからFAとなっていたマニー・マチャドは10年総額332億円でパドレスに入り、米球界をわかせた。それでも、イチローが1年目に残した圧倒的なプレーは決して色褪せることはない。
(Full-Count編集部)