初侍オリ山岡、東京五輪に向けアピール成功 「そこに選ばれてからが本番」
3回から2番手で登板し2回1安打無失点の快投を見せたオリックス山岡
■メキシコ 4-2 侍ジャパン(9日・京セラドーム)
侍ジャパン初招集のオリックス・山岡泰輔投手が本拠地・京セラドームで2回1安打無失点、3奪三振の快投を演じた。
初のトップチーム選出で若きエースが結果を残した。1点リードの3回から2番手として登板。先頭のアギラルを中飛、続くソリス、ロバーソンを連続三振に打ち取り無失点。4回は2死からオリックスの同僚メネセスに右翼フェンス直撃の二塁打を浴びたがフアレスをチェンジアップで空振り三振に仕留め予定の2イニングを無失点。
強打のメキシコ打線をわずか1安打に抑えたオリックスの若きエースは「真っすぐでも押せたし、変化球でもしっかり投げられた」とコメント。
同僚のメネセスには長打を浴びたが「いいバッター。複雑ですけど」と苦笑い。プロ入り後、初の代表選出で存在感を見せた右腕は2020年の東京五輪を見据える。
「そこに選ばれてからが本番。そこを目指してやっていく。開幕でもいい結果を残して、いいスタートを切れるとようにしたい」
金子、西が抜けたオリックスではすでに開幕投手に指名されている新エース。自国開催となる東京五輪のマウンドに立つため残り1年で結果を残していく。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)