オリ西村監督、元エース金子撃ちに手応え 「開幕2戦目に向け参考になった」

オリックス・西村監督【写真:荒川祐史】
オリックス・西村監督【写真:荒川祐史】

6回に元同僚の金子から4連打を浴びせ2点を奪ったオリックス打線

■オリックス 7-5 日本ハム(オープン戦・10日・京セラドーム)

 オリックスは10日、日本ハムとのオープン戦を7-5で逆転勝利。6回に開幕第2戦目の相手となる元エース・金子弌大を打ち崩し逆転の糸口を作った西村徳文監督は「参考になった」と“前哨戦”を制し手応えを口にした。

 昨年までの同僚・金子を相手にオリ打線が爆発した。5回は無安打に封じられたが、打線が火を噴いたのは6回だ。1死から後藤が左翼越え三塁打を放つと続く若月が中前適時打、さらに鈴木昂が左中間へタイムリー二塁打、福田の中前打と怒涛の4連打を浴びせた。

 3月30日の日本ハムとの開幕第2戦目の先発が決定している金子を相手に2点を奪った西村監督は「今日投げてくれたこと自体はプラスになる。開幕2戦目に向け参考になったし、対策していく」とニヤリ。同一リーグ相手の勝利にも「オープン戦だとしてもそこに勝つか負けるかで違うからね」と逆転勝ちに満足気だった。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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