侍の新4番・オリ吉田正が2戦6打点の大暴れ 満塁弾は「真っ直ぐ一本、思い切り」
第2戦は2打数2安打5打点で2戦連続マルチ「最高の結果になってよかったです」
■侍ジャパン 6-0 メキシコ(10日・京セラドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」は10日、「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」(京セラドーム)第2戦でメキシコ代表に6-0で勝利した。4番に抜擢された吉田正尚(オリックス)が、先制の満塁弾を含む2打数2安打5打点の大活躍。連日のマルチ安打を記録し、稲葉ジャパンを“2019年初勝利”に導いた。
吉田は初回、無死満塁でバレダの146キロ直球を捉え、右翼席へ弾丸ライナーで突き刺す先制の満塁本塁打。さらに、5回先頭で迎えた第3打席では右腕レイエスから中前打を放った。逆転負けを喫した第1戦も3打数2安打1打点と気を吐いており、2試合で5打数4安打6打点。主軸としての役割を果たした。
京セラドームでの大暴れ。大歓声に迎えられた試合後のヒーローインタビューでは「なかなかこのような機会はなかったですし、ここでいいところ見せられたらと思っていたので、最高の結果になってよかったです」と慣れ親しんだオリックス本拠地での活躍を喜んだ。
満塁弾については「しっかり自分のスイングしようと思って打席に立ちました。ちょっと初球立ち遅れたので、真っ直ぐ一本、思い切り行きました。コース関係なく、打てるところに来たらしっかり振ろうと思っていたので、結果ホームランで良かったです」と納得の表情。さらに「(日本代表は)大学生の時以来なんですけど、日の丸の重みも感じましたし、またユニホームを着てプレーしたいなと思いました」と、プレミア12、そして東京五輪での代表入りにも意欲を見せた。
最後は「マッチョマンポーズ」も披露し、球場をわかせた侍の新4番。一気に主役に躍り出た。
(Full-Count編集部)