侍J吉田正の満弾に北中米メディア熱視線 「試合の象徴といえばマサタカ」
10日のメキシコ戦で先制の満塁ホームランを放ったオリックスの吉田正
野球日本代表「侍ジャパン」は9、10日に京セラドーム大阪で「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」のメキシコ代表と対戦し1勝1敗で今大会を終えた。若手主体となった侍ジャパンの戦いを米メディア、対戦相手のメキシコメディアはどう見たのか。注目を浴びたのは2戦目で4番に起用され満塁アーチを放ったオリックスの吉田正尚外野手だった。
マイナーリーグ公式サイトは「日本がメキシコを6-0で破る」と10日に行われた第2戦目の結果を伝え、吉田正の活躍を報じた。記事では「試合の象徴と言えば、日本の4番を務めた左翼手のマサタカ・ヨシダであろう。彼は2打数2安打で、満塁本塁打を放ち、5打点を記録した」と、初回に右翼席へ弾丸ライナーで飛び込む満塁アーチを放った吉田正を称賛。
さらにメキシコの野球専門メディア「ベースボール・プロ」のロベルト・エスピノーザ記者は自身のツイッターで「マサタカ・ヨシダが満塁弾で日本の攻撃を牽引した。彼は5打点を挙げた」と、吉田正に焦点を当て日本の勝利を伝えていた。
オリックスでは1、2年目はケガに苦しんだが昨季は143試合に出場し打率.321、26本塁打、86打点を記録。初のトップチームで“一発回答”を見せ2020年の主砲争いに名乗りを上げている。
(Full-Count編集部)