ロッテ大嶺祐、またも背信投球 「本人にはラストチャンスと言ってある」
2回3失点でノックアウト、「悔しいというか情けない」
ロッテの大嶺祐太投手が先発ローテを外れる可能性が高まった。8日のオリックス戦後、伊東監督は「皆さんの想像に任せます。本人にはラストチャンスと言ってある」と言葉少なだった。
三たびの背信投球。試合前、伊東監督は「腕の振りの強さが、昨年とは全然違う」と語っていたが、この日も初回先頭の西野に足元を抜かれ、その後、モレルの左犠飛と重盗で2点を失うと、2回にも西野に切れのないカーブを左前に運ばれ序盤で3失点。4月16日の日本ハム戦で6回5失点(自責3)、前回1日の日本ハム戦も2回1死もとれず5失点でノックアウトされていた。
我慢は限界と、伊東監督は3回から南にスイッチした。「悔しいというか情けない。前回あのような結果で、もう一度チャンスを頂いたのに。チームに申し訳ない気持ちだけ」とうなだれた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count