MLBで珍事、「本塁打」が「単打」に 本塁打放った打者も怪訝な表情…
「2ラン」→「適時打」で1点止まり
9日(日本時間10日)のマーリンズ-ブルワーズ戦で本塁打が単打となる珍事が起きた。
0-0で迎えた2回1死一塁の場面で、マーリンズのリアルミュートがバックスクリーン右へ先制2ラン。本拠地のファンからも大歓声が沸き起こった。しかし、2人がホームに還ったところでブルワーズ側が抗議。チャレンジでビデオ判定へと突入した。
問題の場面は打球を放った直後だ。一塁走者のオズナは大飛球の行方を確認しながら一塁へいったん帰塁。これを一塁へ走ったリアルミュートが追い越す形となった。本塁打と分かったオズナがすかさず二塁へ走り出したのを見て、リアルミュートも怪訝な表情を浮かべながら後に続いていた。
結果、これが走者追い抜きと判断され、アウトに。本塁打もセンターへの適時打に訂正され、マーリンズはこの回1点止まりとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count