オリ山本、侍Jから中3日で1回完璧 ゴロアウト3つに「野手にもリズムが出る」
10日のメキシコ戦から中3日で先発し1回無安打無失点
オリックス – 広島(オープン戦・14日・シティ信金)
オリックスの山本由伸投手が14日、広島とのオープン戦で先発し1回無安打無失点の投球を見せた。侍ジャパンに初選出され10日のメキシコ戦から中3日の登板となった右腕は「先発の1イニングとして立ち上がりを意識した」と語った。
わずか1イニングの登板となったが山本は昨季のセ・リーグ覇者を相手に完璧な投球を見せた。先頭の田中を一ゴロ、菊池を143キロのツーシームで三ゴロ、最後は坂倉を139キロのスライダーで投ゴロと3者凡退で仕留めた。
この日は三振こそ奪えなかったがゴロアウトを3つとわずか13球でテンポよくアウトを奪った。「ゴロアウトを取れることはいいこと。野手にとってもリズムが出るし、打撃にもいい影響を与えると思うので」と、先発を強く意識した投球となった。
次回登板が予定されている19日からの中日3連戦では80~90球をメドに長いイニングを投げる予定。スタミナ面が課題とされているが「まだ長いイニングを投げていないが、不安はない。新しい発見、確認ができれば」と問題ない様子。先発に転向する今シーズンはすでに4月3日のソフトバンク戦での先発が内定している。
(Full-Count編集部)