田中将大は6失点で2勝目ならずも…ヤ軍は勝利「突如打線が息を吹き返した」
田中はワーストタイ自責6も打線が10得点、指揮官「選手は非常にいい気分だと思う」
10日(日本時間11日)に初対戦したロイヤルズ戦で、7回を投げ今季ワースト6失点ながらも勝敗はつかなかったヤンキース田中将大投手。10-7と乱打戦になった試合はヤンキースが制した。試合後、ジラルディ監督は「8、9日前は得点を挙げるのに精一杯だったのが、突如打線が息を吹き返した。今日みたいな試合は勝てなかったかもしれない試合。選手は非常にいい気分だと思うよ」と話したと、地元紙ニューズデイ電子版が報じている。
この日、田中は自己ワーストタイとなる3被弾、自責点6を記録しながらも、球数少なく試合を運んだ。7回を投げ終えて7安打4奪三振6失点、79球で降板した。試合後、田中は通訳を介して「今日はスライダーがよくなかった。高めに浮いて曲がりもよくなかった」と話したという。
打線の大量援護のおかげで、大量失点をしながら勝利投手の権利を持って降板した田中だが、2番手ミラーが同点ソロを浴びて勝ち負けはつかず。ヤンキース勝利の方程式の一角を担うミラーは、今季13試合目の登板で初失点となった。
ようやく打線が活気を取り戻してきたヤンキース。田中は次回、再び中4日で15日(日本時間16日)の本拠地ホワイトソックス戦での先発が予定されている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count