開幕2戦目で先発の菊池雄星はすでに「VTRで勉強」 敵将「球を隠すのが上手い」

会見に臨んだアスレチックスのオルソン、メルビン監督、チャップマン(左から)【写真:編集部】
会見に臨んだアスレチックスのオルソン、メルビン監督、チャップマン(左から)【写真:編集部】

アスレチックスの監督と選手が会見、菊池は「非常に優れた投手」

 3月20、21日の「2019 MGM MLB開幕戦」(東京ドーム)に向けて、アスレチックスのボブ・メルビン監督、マット・チャップマン内野手、マット・オルソン内野手が16日、都内で記者会見を行った。マリナーズは西武から移籍した菊池雄星投手が21日の第2戦に先発することが決まっているが、指揮官も選手も「ボールを隠すのが上手い」と指摘。初対戦へ「最初は彼が有利かもしれない」と話した。

 菊池について、すでに「VTRで勉強しました」と明かしたメルビン監督。その印象は「非常に優れた投手」だという。「ボールを隠すのが上手い。マリナーズと契約したのだから、才能があるということ」と話した。

 さらに、昨季29本塁打を放ったオルソンは「ビデオはまだあまり見ていないが、ボールを隠すのが上手い」とメルビン監督と同じように指摘。そして「今シーズン何回か対戦することになるので、楽しみにしている」と続けた。また、昨季24本塁打のチャップマンは「あまり研究は進んでいないが、才能豊かな投手と思っている。対戦を楽しみにしている。最初は彼が有利かもしれないが、研究を進めていきたい」と話した。同じア・リーグ西地区に所属するだけに、今後は対戦を重ねていくことになる。

 オルソンとチャップマンは、ともに昨季ゴールドグラブ賞に選出された守備の名手でもある。日本でどんなプレーを見せるのか、そして、菊池をどのように攻略するのか。注目が集まる。

マリナーズの監督時代にイチロー外野手とともに戦い、信頼関係で結ばれる指揮官は「この大舞台でいいプレーを見せるんじゃないか」と“警戒”。勝利を誓った。

(Full-Count編集部)

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