楽天退団のゴームズ、米メディアに帰国の理由明かす 「地震も怖かった」

今月6日に退団、「チームメイト全員と会話ができないということが嫌だった」

 今月6日に楽天から退団が発表されたジョニー・ゴームズ外野手が、米メディアに帰国の理由を明かしている。メジャー通算162本塁打を誇るゴームズは、今季から楽天に加入したものの、18試合出場で打率1割6分9厘、1本塁打、7打点の成績に終わり、4月22日に登録抹消。同25日に家庭の事情で帰国し、そのまま退団となっていた。

 米FOXスポーツの名物記者ケン・ローゼンタール氏は、帰国後のゴームズに取材し、記事を執筆している。ローゼンタール氏は、今年2月にゴームズが楽天と契約した際に「自分にとってここ何年かはワールドシリーズか今ひとつなシーズンか、という感じだった。自分は日本で勝ちにいく」と意気込みを明かしていたことを記した上で、「しかしながら、ゴームズの旅は計画通りには行かなかった。先日、彼は楽天ゴールデンイーグルスを退団し、米国に戻ることに合意した」と伝えている。

 ゴームズは成績が低迷したことに加え、チームメートとのコミュニケーションに問題を抱えていたこと、そして地震に恐怖を感じていたことを同氏に明かしたという。記事では、「彼はまた言語に起因するチームメイトとのコミニュケーションの問題と4月半ばにあった数度の地震に混乱させられていた」として、本人のコメントも紹介している。

「言葉のせいで、チームメイト全員と会話ができないということが嫌だったんだ。ロッカーの前で独り座っていて、ダッグアウトでも同様だったし、会話をすることができなかった」

「地震も恐ろしかった。もし何かが起きた時、自分はコミニュケーションがとれない。その他のことは素晴らしかった。良いチームだし、街も、食事も、これら全てがね」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY