日ハム増井が1軍再昇格 即守護神へ、栗山監督「予定通り行きます」
防御率7.84の不調で4日に2軍落ち、最短再昇格に「元気そうだね」
日本ハムの栗山英樹監督が14日、1軍再昇格した守護神・増井浩俊投手への変わらぬ信頼を口にした。
増井は4日・ソフトバンク戦(札幌ドーム)の9回に1点リードを追いつかれ、2戦連続でセーブ失敗。防御率7.84と不安定な投球が続き、4日に2軍再調整となっていたが、この日に“最短”で1軍再昇格した。栗山監督は再昇格後も抑えとして起用する方針を示した。
「元気そうだね。(練習前に)少し話しも出来た。予定通り行きます」
1軍再昇格、即守護神―。栗山監督は右腕へ絶対的な信頼を持っている。11年から5年連続で50試合以上に登板。14年序盤に中継ぎから抑えへ抜擢し、昨季はリーグ2位の自己最多39セーブをマークした。
13日のイースタン・リーグDeNA戦(鎌ヶ谷)では8回に2番手として登板。1回を1安打1失点だったが、栗山監督は映像で投球を見ることもなかったという。
「気になることがあっても、オレは全て任せているから。自分でやってくれることを信じている。元々、ボールは悪くない。いくつかあるが、あれだけの投手だから」
上位進出、さらにソフトバンク追撃へは増井の存在が不可欠。栗山監督は「オレは今でも抑えは増井しかいないと思っている」と、誰よりも右腕の復活を待っている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count