西武、本塁打で絶滅危機のライオン救う 山川「僕のための企画だと思った」
ホームラン1本打つごとに1万円を寄付
西武は19日、球団創設70周年を機に、絶滅危惧種であるライオンの保全を目的とした「SAVE LIONS ~消えゆく野生のライオンを救うプロジェクト~」を開始することを発表した。
球団のシンボルでもあるライオンを救うため、2019年シーズン中のホームゲームでライオンズの選手がホームランを1本打つごとに1万円を、長年ライオンの保全活動を続けている英国オックスフォード大学の動物研究機関“WildCRU”に寄付する。
会見に出席した昨年のホームラン王・山川穂高内野手は「一番ホームランに自信がある僕のための企画だと思った」と笑顔。「僕が打てばライオンが救われる。それも意識して、チームが勝つためにどんどんホームランを打ちたい」とシーズン50本塁打の公約を改めて掲げていた。
チームは8月7日(水)に「SAVE LIONS DAY」を開催し、当日はプロジェクトへの支援を呼びかけるとともに、ロゴ入りオリジナルキャップを着用して試合に臨む。
(安藤かなみ / Kanami Ando)