西武ニール、5回10安打7失点と乱調 「ボールが高めに入ってしまった」
次回は再びロッテ戦で登板予定「今日とは違う自分を見せたい」
■西武 – ロッテ(オープン戦・19日・メットライフ)
西武の新助っ人外国人ザック・ニール投手が19日ロッテとのオープン戦(メットライフドーム)で先発し、5回10安打7失点で降板した。
勢いに乗ったロッテ打線を止めることができなかった。毎回のように先頭打者を塁に出すと、そこから痛打を食らった。4回にはバルガスにインコースに甘く入ったチェンジアップをスタンド最深部に突き刺されるショッキングな1発をお見舞いされるなど、打者一巡の猛攻を許した。
開幕ローテが確定しているがこの日は5回で10安打を浴びる苦しいマウンドとなり、「ボールが高めに入ってしまって、捉えられてしまった」と振り返った。本拠地・メットライフドームでの登板はこの日が初めてだが、「マウンドは悪くなかった」と対応していくつもりだ。
制球力にも定評があったが4つの四球を与えるなど大乱調。「自分のこれまでの野球人生を考えても、これだけ四球を出したことはなかった。投球フォームなり、なにかがおかしかったんだと思う。次回に向けて修正したい」と前を向いた。
現時点では本拠地での開幕カードでの登板が濃厚で、再びロッテ打線と対戦することになる。「2週間後にロッテ相手に投げるときは今日とは違う自分を見せたい」とリベンジを誓っていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)