ホークス17日からユニに復興支援ワッペン、工藤監督「風化させないこと大事」

キャプテン内川「選手の気持ちは変わらない」

 ソフトバンクは17日の日本ハム戦から、ユニフォームの右袖に「ファイト!九州」のワッペンを付けて試合を行う。「ファイト!九州」は、球団が熊本・大分地域地震の復興支援のスローガンとして掲げたもので、同ワッペンはオフィシャルグッズショップ「ダグアウト」などで販売され、その売上の一部が義援金として寄付される。

「ワッペンを付けることは1つの意思表示になるが、選手の(復興を願う)気持ちは発生直後からずっと変わらない。被災地の復興はこれからが大変な時期なので、継続して何ができるかを考えていきたい」と語るのは、キャプテンの内川聖一。

 工藤公康監督は「野球を見てくださるみなさんがワッペンを目にすることで、被災地のことを忘れずにいてくれたら。風化させないことが大事。これからも復興していく支援をしっかりとやっていきたい」と被災地を思いやった。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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