ア軍メルビン監督が菊池雄星を警戒「パワーもあるし、ボールを動かせる」
同地区の両チームは今季19試合で対戦
アスレチックスのボブ・メルビン監督が20日、東京ドームで開催中の「2019 MGM MLB日本開幕戦」第2戦に先発するマリナーズの菊池雄星投手を警戒した。メジャー1年目の左腕について「限られた情報しかない」とし、「彼との対戦は間違いなくチャレンジになるだろう」と話した。
今季からマリナーズに加わった菊池は、メジャー投手として踏む初マウンドが母国・日本での開幕シリーズとなった。菊池について質問を受けた敵将メルビン監督は「これまでも日本から素晴らしい投手がやってきた」と話し、エンゼルス大谷翔平投手を引き合いに出した。
「2人は少しタイプが違う。1人は左腕で1人は右腕。1人(大谷)はパワーピッチャーで、菊池は(剛腕と技巧派の)両面を持つと見ている。三振を奪うことができるし、ボールも動かせる投手だ」
同じア・リーグ西地区に所属する両チームは、今季レギュラーシーズンでは19試合を戦う。現時点では、菊池に関する情報はわずかだが、「打者は打席に入って実際にボールの動きを感じることになるだろう」とし、対戦を重ねながら対策を講じることになる。
「彼との対戦は間違いなくチャレンジになるだろう」と警戒を強めたメルビン監督。これから何度も対決する左腕に対し、初対戦で先制パンチを食らわせたい。
(Full-Count編集部)