イチローのプレーに元マ軍監督の敵将も感慨深げ「素晴らしい瞬間だった」
かつてマリナーズを率いたメルビン監督「もう1試合ある」
■マリナーズ 9-7 アスレチックス(20日・東京ドーム)
マリナーズのイチロー外野手は20日、東京ドームで行われた「2019 MGM MLB日本開幕戦」に「9番・右翼」でスタメン出場。1打数無安打1四球に終わり、4回の守備で交代した。かつてマリナーズの監督を務め、イチローと信頼関係で結ばれるアスレチックスのボブ・メルビン監督は「素晴らしい瞬間だった」とイチローのプレーを振り返った。
背番号51のバットから快音は響かなかったものの、東京ドームのファンはその一挙手一投足を追いかけ、歓声を送った。メルビン監督は試合後の会見で「彼が打席に立つたび、彼のところに打球が飛ぶたび、素晴らしい瞬間だった」と振り返った。
マリナーズのサービス監督は21日もイチローが出場することを明言。メルビン監督は「もう1試合ある」と話した上で「彼の周りでは多くのことが起こっていて、それを理解しなければならない」とも言及。敵将でありながら、日本で躍動する姿に期待していた。
(Full-Count編集部)