MLB、大乱闘で両軍合わせ14人処分 顔面パンチ野手は8戦出場停止&罰金
オドルとバティスタは不服申し立て
大リーグ機構は、15日のレンジャーズ-ブルージェイズ戦で起きた乱闘騒ぎの処分を発表した。この試合では、併殺プレーを阻止するためにスライディングしたブルージェイズのバティスタに対して、二塁カバーに入ったレンジャーズのオドルが激怒、顔面をパンチしたことに端を発し、両軍入り乱れる大乱闘となった。両軍合わせて14人の選手、コーチらが処分された。
○レンジャーズ二塁手ルーグネッド・オドル:8試合出場停止と罰金(バティスタへの殴打を含む攻撃行為)
○ブルージェイズ投手ジェシー・チャベス:3試合出場停止と罰金(警告試合後のフィルダーに対する故意の死球)
○レンジャーズ遊撃エルビス・アンドラス:1試合出場停止と罰金(乱闘中の攻撃行為)
○ブルージェイズ外野手ホセ・バティスタ:1試合出場停止と罰金(乱闘中の行為と試合後のコメント)
○ブルージェイズ監督ジョン・ギボンズ:3試合出場停止と罰金(退場処分後の乱闘に参加)
○ブルージェイズ一塁コーチ、ティム・リーパー:1試合出場停止と罰金(退場処分後の乱闘に参加)
○レンジャーズ投手マット・ブッシュ:罰金(バティスタに対する故意の死球)
○レンジャーズ投手サム・ダイソン:罰金(乱闘中の攻撃行為)
○レンジャーズ投手AJグリフィン:罰金(DL入り中にグラウンドに登場)
○レンジャーズ捕手ロビンソン・チリーノス:罰金(DL入り中にグラウンドに登場)
○レンジャーズ・ベンチコーチ、スティーブ・ブシェル:罰金(乱闘中の攻撃行為)
○ブルージェイズ三塁手ジョシュ・ドナルドソン:罰金(乱闘中の攻撃行為)
○ブルージェイズ外野手ケビン・ピラー:罰金(乱闘中の攻撃行為)
○ブルージェイズ・ベンチコーチ、ディマーロ・ヘール:罰金(監督代行中に起きた故意の死球行為の責任)
オドルとバティスタは出場停止処分の軽減を求めて不服申し立てを行う予定だ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count