前ブレーブス監督、飛行機の予約確認メールで自身の解任を知る!?

17日に解任されたゴンザレス監督、球団首脳から解任を告げられる前に…

 チームの成績不振で17日(日本時間18日)に解任されたブレーブスのフレディ・ゴンザレス前監督が、飛行機の予約確認メールで解任を知らされていたと、地元紙「アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション」電子版が伝えている。

 解任された17日までの成績は、9勝28敗とメジャー両リーグ合わせて最下位のブレーブス。チーム再建期にあたるとはいえ、あまりにふがいない成績に、今月に入ってから監督解任の噂が囁かれていた。

 解任は時間の問題。それなりの覚悟はあったであろうゴンザレス前監督だが、敵地ピッツバーグでの試合を終えた16日夜、翌朝に発つアトランタ行き便の予約確認メールが届いたという。チームは18日までピッツバーグで試合を行う予定。自分で予約した覚えのない飛行機の確認メールで、これから起こるであろう解任劇を知ったというわけだ。

 記事によれば、ブレーブス首脳陣は16日夜に解任を決め、先にゴンザレス前監督が帰宅するための飛行機を予約したが、17日朝にジョン・ハート球団社長がピッツバーグ入りしてからジョン・コッポレラGMと同席の上で解任を伝える予定だったそうだ。だが、本来ならば役立つはずの予約確認メールが、まさかのニュースリーク源になってしまった。

 同紙の取材に応じたゴンザレス前監督は、いつどんな形で解任のニュースを知ったか、自分の口からは明らかにしなかったそうだが、「勝てない中でも、チームは懸命にプレーしてくれた。選手は全力を尽くしてくれた。監督解任の噂が上がってから、答えたくない質問にも答えなければならないこともあったと思う。みんな男らしく誠意を持って状況に対処し、一生懸命プレーしてくれた」と選手に感謝の言葉を残したと、記事では伝えている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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