鷹・武田が右足違和感で緊急降板も工藤監督「足つらなければ5回までいけた」
左手首の故障から復帰の内川は即ヒット「打つ方は問題ない」
■楽天 6-4 ソフトバンク(オープン戦・21日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの武田翔太投手が21日、楽天とのオープン戦(ヤフオクドーム)に先発。4回まで被安打3、1失点に抑え、5回のマウンドに上がったが、右足の違和感を訴えて、緊急降板となった。
試合後の工藤公康監督は、武田の降板について「大きなことではないです。足がつらなければ5回はいけたと思います。ここまで球数も60球くらいしか投げてなかったし、緊張感が出てしまったんじゃないかと思います。心配はしていません」と軽傷であることを明かした。投球内容については「結構よかったと思いますよ。低めにいっていたし、ホームランを打たれたのは高く浮いたけど、相手がうまく打ったと思います。カーブもうまく使えていたし、カットボールでも内野ゴロが取れていましたしね」と一定の評価を与えた。
武田自身も降板後に「ストレートも変化球もしっかり投げることができたと思います」とコメントするとともに「身体のメンテナンスをしっかりして、次のと登板に備えたい」と反省も忘れなかった。
また、左手首の故障から復帰し、第2打席でヒットを放った内川聖一内野手については「打つ方は問題ない。明日以降も話をして決めたい。いけるのであればフルでと僕は考えています」と語った。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)