イチローの“愛弟子”ゴードン「感謝がいっぱいです」 抱擁後の涙の意味明かす
マーリンズ時代から同僚「彼はいろんなことを教えてくれた」
■マリナーズ 5-4 アスレチックス(21日・東京ドーム)
マリナーズのディー・ゴードン内野手が21日、アスレチックスに5-4で勝利した「2019 MGM MLB日本開幕戦」第2戦の後にお立ち台に上がり、この試合で第一線を退くと報じられているイチロー外野手への感謝の思いを改めて明かした。
ゴードンはこの試合、延長12回に決勝のホームを踏み、開幕2連勝に貢献。8回にイチロー外野手が交代する際には抱擁を交わし、その後、涙を流した。マーリンズ時代の2015年からイチローを“師”と仰ぐスピードスターは感情を抑えきれなかった。
試合後にはお立ち台に上がったゴードン。「今日勝てたことをとてもうれしく思っています」と勝利を喜んだが、その表情はどこか寂しげだった。
「とにかく一緒にプレーした5年間、彼はいろんなことを教えてくれた。彼から学んだすべてのことが思い出されて、とても印象に残りました」
こう話すと、イチローと抱き合った直後の涙の意味を聞かれ「神に感謝したかったことと、イチローさんのためにもこうやって健康で終えられることとてもうれしく思った涙。感謝がいっぱいです」と思いを吐露した。そして、日本でのプレーを「本当にみなさんありがとう。日本は素晴らしいここにきてくださった皆さんがとっても素晴らしい」とイチローを生んだ日本のファンへの感謝を明かした。
(Full-Count編集部)