日本ハム戦2勝目を目指すソフトバンク東浜「しっかり攻めきりたい」
加藤との投げ合い再び、ホークス打線は援護できるのか
ソフトバンク東浜巨投手が19日の日本ハム戦に先発。12日のロッテ戦では、勝敗はつかなかったものの、8回2失点(被安打2)の好投を見せた。5日の日本ハム戦では6回1/3を1失点で今季2勝目をあげている。
「手応えというよりは『まだまだ』という気持ちが結果につながっている。週に3回、ウエイトトレーニングをしっかりとやっているので、それが少しずつ形として出ていると思う」
ここまで4試合(中継ぎで1試合)に登板して2勝0敗、防御率は2.42と安定した成績を残しているが、4試合すべてで本塁打を1本ずつ打たれている。5日には、大谷翔平に札幌ドームの最深部まで運ばれた。
「ホームランのことを気にしていても仕方ない。(被本塁打は)あまり意識せずに、やっていることをマウンドで出すことだけを意識して、しっかり攻めきりたい」
日本ハムの先発は加藤貴之。5日の札幌ドームの試合と同じ顔合わせだ。その試合、ソフトバンク打線は加藤に対して7回2/3でわずか2安打。そのうちの1本が松田宣浩の決勝2ランだったが、8三振を喫するなど打ちあぐねている。
12日のロッテ戦では好投の東浜に白星をつけられなかっただけに、しっかりとした加藤対策を立てて、早いイニングから東浜に援護点をプレゼントしたいところだ。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura