広島天谷&阪神原口サヨナラ打、球児2勝、西武高橋光1勝…19日のプロ野球

日ハム・レアードは終盤に2打席連続弾、涌井134球完投も今季初黒星

 プロ野球は19日、各地で4試合が行われた。広島はヤクルトにサヨナラ勝ち。序盤は両チームが交互にリードを奪い合うゲームとなり、7回には広島が2点を奪って同点に追いつく。さらに、延長10回に1死一、二塁の好機を作ると、天谷がレフトへサヨナラタイムリー。熱戦を制した。

 阪神は2点を追う6回に鳥谷と福留の連続適時打で同点に追いつくと、9回に藤川が2夜連続のマウンドに上がり、ピンチを招きながら無失点に抑えた。その裏、原口が劇的なサヨナラタイムリー。藤川は今季2勝目。本拠地・甲子園では2012年7月14日のヤクルト戦以来の白星を挙げた。

 パ・リーグは日本ハムがソフトバンクに勝利しカード勝ち越し。8回にレアードが勝ち越しソロ。9回に守護神の増井が同点に追いつかれるも、延長10回にレアードがホークス守護神サファテからレフトへ勝ち越し2ラン。2打席連続本塁打で試合を決めた。ソフトバンクは東浜が6回途中まで2失点と好投も、降板直後に2番手・森が代打・谷口に同点3ランを浴びた。

 西武は先発の高橋光がロッテ相手に6回1失点の好投で今季初勝利。4回のナバーロのタイムリーによる1点のみに抑えた。打線は5回に金子侑のタイムリーで同点とすると、6回に主砲・中村が決勝ソロ。最近5試合で4本目の一発で試合を決めた。ロッテ涌井は9回134球で2失点完投も、援護に恵まれずに開幕からの連勝は5で止まった。

【セ・リーグ】
◇広島 7-6 ヤクルト(マツダスタジアム)
勝 今村(1勝3敗)
敗 村中(0勝1敗)
HR【広】安部2号【ヤ】大引1号

◇阪神 3-2 中日(甲子園)
勝 藤川(2勝2敗1セーブ)
敗 又吉(2勝3敗)

【パ・リーグ】
◇ソフトバンク 6-8 日本ハム(ヤフオクドーム)
勝 増井(2勝2敗7セーブ)
敗 サファテ(0勝2敗12セーブ)
HR【ソ】松田8号【日】谷口1号、レアード11、12号

◇ロッテ 1-2 西武(QVCマリン)
勝 高橋光(1勝1敗)
敗 涌井(5勝1敗)
S 増田(1勝2敗7セーブ)
HR【西】中村8号

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY