鷹・千賀、OP戦無失点で開幕へ! 4回69球で降板「1週間前にそんなに投げる必要ない」

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

自己最速を1キロ更新する159キロマーク「クソボールだったので」

■ソフトバンク – 広島(オープン戦・22日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの千賀滉大投手が22日、ヤフオクドームで行われた広島とのオープン戦に先発し、自己最速を更新する159キロをマークした。29日の西武戦で2年連続開幕投手を務める千賀。開幕前最後の登板は4回を投げて1安打3四球4奪三振で無失点だった。

 14日の巨人戦で7回無失点の好投を見せた千賀が、この日は4回69球で降板した。降板後に取材に応じた千賀は「球数は放れるようになっているので、(開幕)1週間前にそんなに投げる必要もないかな、と思って」と語った。

 投球内容は4回を被安打1、4奪三振、3四球で無失点。千賀は「全体的に思うようなピッチングじゃなかった。(ストレート以外の)他の球をどれだけ使えるか試してみたが、スライダーもカットもツーシームもフォークもすべて微妙だった」と振り返った。

 初回には自己最速の159キロを計測したが「クソボールだったので何の感情もない。次はストライクゾーンに放れるようにがんばります」と苦笑。最後は「1年間の一発目にいい入りができるように、1週間やるべきことをしっかりやりたい」と、2年連続の開幕戦登板に向けて意気込みを見せた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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