中日、巨人に競り勝ち連敗3でストップ 田島が開幕27戦無失点のプロ野球記録
田島「本当に緊張しました」
中日が21日の本拠地・巨人戦で6-4と競り勝ち、連敗を3で止めた。1点を追う7回に一挙4得点で逆転に成功。2点差に迫られた9回は田島が3者凡退に抑え、勝利した。田島はこれで開幕から27試合連続無失点のプロ野球記録を打ち立てた。
この日は2回に堂上が先制の2号ソロ。その後、先発のジョーダンが3回に大田、7回にクルーズにソロ弾を浴びて一時逆転を許したものの、7回裏に大島のタイムリーなどで4点を奪い、再逆転。8回に2点を返されたが、その裏に藤井のタイムリーで2点差とすると、最後は田島が締めた。
ジョーダンは7回6安打2失点で3勝目。田島は開幕からでは2リーグ制後、2012年の岡島(ソフトバンク)の開幕26試合連続無失点を塗り替える日本記録となった。
試合後、ヒーローインタビューに答えた田島は「本当に今日は緊張しました」と充実の表情。「(記録は)いけるところまでずっと続けたい。セ・リーグの記録?藤川さんの38試合は頭に入っています」と次戦以降を見据えていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count