イチロー“緊急先発”での4安打にマーリンズ監督も称賛「驚きの体験」
欠場イエリッチの代役で急遽スタメン→大活躍、監督「本当に素晴らしい」
21日(日本時間22日)の本拠地ナショナルズ戦で1試合4安打をマークしたマーリンズ・イチロー外野手について、ドン・マッティングリー監督が驚嘆の声を漏らしている。球団公式サイトがレポートしている。
この日の試合では当初、主力のイエリッチがスタメンに名を連ねていたが、腰付近の筋肉に違和感を訴えて急遽欠場に。イチローが12試合ぶりに先発することになった。
「1番・レフト」でスタメン出場した42歳は突然の出番にも関わらず、初回から爆発。第1打席でいきなり中前打を放つと、3回2死走者なしの第2打席ではレフト方向へ痛烈な打球を放ち、三塁手のグラブを弾くヒットをマーク。1点ビハインドの5回1死走者なしの第3打席ではレフトへヒットを放ち、プラドの右前打で同点のホームを踏んだ。
また、2点を勝ち越した後の6回2死二塁で迎えた第4打席では四球を選ぶと、8回2死走者なしの第5打席では左中間へ二塁打をマーク。4打数4安打1得点1四球、全5打席で出塁する活躍を見せた。打率は.373まで上昇。メジャー通算安打も2954本とし、3000安打に残り46本と迫った。