前田健太、4回まで無安打投球も5回に4失点し降板 4勝目ならず
1点ビハインドで降板
今季4勝目を目指したドジャース前田健太投手が22日(日本時間23日)、敵地で行われたパドレス戦に先発し、5回を投げて4失点、1点ビハインドのまま降板した。
デビュー戦で初勝利を収めた縁起のいいサンディエゴでの登板となったこの日。同一チームと2度目の対戦となるのは初めてだったが、フォーシームで積極的にストライクゾーンを攻めたり、序盤からカーブを見せたり、的を絞らせなかった。
2回に2死からウォレスに死球を当てたが、5回先頭アップトンにセンター前ヒットを許すまでは無安打とパドレス打線を翻弄した。
だが、先頭アップトンに中前打された5回に捕まった。1死三塁からベタンコートに3球続けたスライダーを左中間への適時打とされ、1失点。2死一塁から中前打と四球で満塁としたところで、2番マイヤーズが高く打ち上げた打球に右翼プイグが必死で飛び込んだが一歩及ばず、走者一掃の三塁打となった。
直後の攻撃で味方打線が奮起し、1点差まで詰め寄ったが、6回からマウンドを2番手バエツに譲った。
5回を投げて4安打5奪三振2四死球で4失点(自責4)。84球を投げてストライクは54。防御率は3.29となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count