山梨学院が先発全員打点&全員出塁 6回終了で17安打19得点
2番菅野が5の5と大暴れ チームは2本塁打にスクイズも
第91回選抜高校野球大会は25日、大会3日目が行われ、第3試合で山梨学院が初回に大量10得点。先発全員出塁&打点をマークする猛攻を見せている。
札幌第一との1回戦。先頭・渡辺は中飛に倒れたものの、菅野が右翼へソロホームランを叩き込み先制。野村は中前打を放つと、相沢の適時二塁打などでさらに2点を加えた。
高垣の四球を挟み、栗田の右前適時打で4点目。宮崎のニゴロの間に1点を追加すると、小吹が中前適時打を放ち6-0。札幌第一の先発・山田はここで降板となった。
しかし、山梨学院は攻撃の手を緩めず、2死一、二塁から菅野の適時打で7点目。さらに、野村が左中間へ3ラン。この回ついに2桁の10得点とした。打者13人で2本塁打を含む8安打。立ち上がりで札幌第一を大きく引き離した。
2回に1点を失ったが、猛打は止まらない。先頭・岸本の四球、敵失などで1死一、二塁とすると、宮崎が右前適時打。さらに2死一、三塁から小吹のスクイズも決まった。小技を絡めて11点差とした。
3回は無得点。4回は四球、犠打、二塁打で1死満塁とすると、渡辺の右犠飛で1点。続く同2死二、三塁では菅野の中前2点打で15点目を奪った。5回は1死一塁から高垣の適時二塁打。さらに2死三塁から佐藤の左前適時打で14点差とした。6回は無死一、三塁から野村の右犠飛、1死一、二塁からは岸本の中前適時打で19点目を奪った。
(Full-Count編集部)