鷹ドラ1甲斐野が開幕戦白星、ハム中田サヨナラ満弾…29日パ開幕どうなった?
ロッテドラ1藤原はスタメン抜擢でプロ初安打、レアードが逆転3ラン
プロ野球ペナントレースは29日に開幕し、パ・リーグは全3試合が行われた。昨季の1位・西武、2位・ソフトバンクの対戦はサヨナラでソフトバンクに軍配。日本ハムも主砲・中田の劇的なサヨナラ満塁弾でオリックスを下し、ロッテは楽天に逆転勝ちした。
ソフトバンクは5-4で西武にサヨナラ勝ち。2回に松田が今季初打席で初安打初本塁打となる先制ソロを放ち、通算1500安打を達成。その後も追加点を奪うと、2年連続の開幕投手となった千賀は初回いきなり161キロを2球連続でマークするなど、6回3安打無失点と好投した。しかし、8回に西武山川が同点満塁弾で試合は振り出しに。延長に突入すると、ソフトバンクのドラ1甲斐野が10、11回を無失点に抑える。そして、11回裏にデスパイネがヒースから左中間を破るサヨナラ打。ルーキーの甲斐野は開幕戦勝利の偉業となった。
日本ハムは延長10回に4番の中田が試合を決め、7-3でサヨナラ勝ちした。2点ビハインドの8回に斎藤佑が3番手で登板して無失点に抑えると、その裏に近藤の2点タイムリーで同点に。延長10回には1死三塁で西川、近藤が2者連続で申告敬遠され、中田に1死満塁で打席が回った。主砲はここで岩本から左中間に突き刺す意地のサヨナラ満塁弾。頼れる主将の劇的な一発で4年ぶりの開幕戦白星を飾った。オリックスは開幕戦8連敗となった。
ロッテは本拠地で楽天に5-4で逆転勝利。2点ビハインドで迎えた6回、2死一、二塁の場面でレアードが石橋から豪快な逆転3ラン。救援陣が無失点に抑えて白星を掴んだ。「1番・中堅」でロッテ高卒野手としては54年ぶりに開幕スタメンに抜擢されたドラ1藤原は、第4打席に内野安打でプロ初ヒットをマークした。楽天は先発の岸が5回途中にアクシデントで降板。初戦から痛い黒星を喫した。
(Full-Count編集部)