広島安部、4連勝に導く決勝犠飛 プロ9年目で初お立ち台「叶ってよかった」

かつてのドラ1が大仕事、「人生初のお立ち台。広島で立ちたいと思っていた」

 広島の安部友裕が26日の巨人戦で決勝打を放ち、チームの4連勝に貢献した。プロ9年目での初のお立ち台に「人生初のお立ち台。広島で立ちたいと思っていましたし、その気持ちが叶って本当に良かったです」と笑顔を見せた。

 同点に追いつかれた直後の6回裏、1死満塁の場面で、ライトへ決勝の犠牲フライを放った。カウント2-2からの5球目。大竹寛が投じた内角高めのストレートを振り切った。安部は「インコースが来るだろうと思って、割り切っていった。三振が一番ダメな場面。なんとかなって良かったです」。興奮が冷めきらない様子で殊勲打を振り返った。

 ドラフト1位で入団後、13年に75試合出場したのが最高。26歳の内野手は今季、開幕一軍入りを果たし、小窪らと併用で三塁のポジションを任されている。

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