菊池雄星が米国デビュー 2回にメジャー初被弾も…3回まで1失点4Kの好投
マリナーズは初回2発で2点を先制、菊池は4番ボガーツに被弾
■マリナーズ – Rソックス(日本時間30日・シアトル)
マリナーズの菊池雄星投手が29日(日本時間30日)、レッドソックス戦で本拠地&米国デビューのマウンドに上がり、初回は3者凡退に抑えたものの、2回にソロ本塁打を浴びた。菊池は21日のアスレチックス戦(東京ドーム)で勝利投手の権利まであと1死と迫りながら、白星はならず。メジャー初白星を目指す。
初回、菊池は先頭ベニンテンディをカウント2-2と追い込むと、スライダーで空振り三振。昨季ア・リーグMVPの2番ベッツはカーブを2球使うなど2ボール1ストライクとし、4球目の94マイル(約151キロ)の直球で右飛に仕留めた。3番のマルティネスにも94マイルの直球を投げ込み右飛。わずか11球で3者凡退と好スタートを切った。
その裏、マリナーズはスミスが先頭打者弾。幸先よく先制すると、サンタナもソロ弾を放ち、2点を奪った。
2回、菊池は先頭の4番ボガーツに1ボールから2球目の91マイル(約146キロ)の直球を捉えられ、レフトスタンドに運ばれる。本拠地で浴びた初ヒットは、菊池にとってのメジャー初被弾となった。それでも、続くヌネスはスライダーで空振り三振。ディバースも高め直球で空振り三振に斬って取った。トラビスにはライト前ヒットを許したが、ブラッドリーはスライダーで空振り三振。リードを守った。
マリナーズはその裏、捕手のナルバエスのソロで1点を追加。菊池は3回、バスケスを中飛に打ち取る。2回り目に入り、ベニンテンディは左飛、ベッツは三ゴロ。3回まで45球、1失点と好投を続けている。
(Full-Count編集部)