“エグすぎる”左腕の奪三振マシンぶりに再脚光「打者を酷く見せる」「ノーチャンス」
レッドソックスのエース・セールの奪三振率10.9は歴代トップ
レッドソックスのエース、クリス・セール投手が30日(日本時間31日)、30回目の誕生日を迎えた。ここまで9年間で通算103勝(62敗)、球宴選出7度とメジャーを代表する左腕だが、特筆すべきは三振奪取能力だ。MLB公式ツイッターは「誕生日おめでとう!」と祝福すると同時に、「彼は1000投球回以上の投手でMLB史上最高のK/9、10.9を誇る」と紹介している。
「K/9」とは奪三振率のことで、9イニングあたりでいくつ三振を奪えるかを表す数値。これまでホワイトソックス時代の2015年に歴代1位タイの8試合連続2桁奪三振。同年に274K、レッドソックス時代の17年に308Kを奪ってタイトルに輝いているが、MLB公式がその奪三振マシンぶりを再評価している。
28日のマリナーズとの開幕戦では3回4奪三振、6安打7失点で初黒星を喫したが、ファンの高評価は変わらない。「サイ・ヤング賞のシーズンになる」、「彼はメジャーリーグの打者を本当に酷く見せるね」、「最初の打者は全くノーチャンスだったね」、「史上最高の投手」、「最もえげつないスライダー」とのコメントが寄せられていた。