青木宣親、マリナーズ1号は先頭打者弾! 味方は全員がロッカーに消える…
193打席目で今季初本塁打、「サイレントトリートメント」で祝福される
マリナーズの青木宣親外野手が28日(日本時間29日)、本拠地でのツインズ戦で今季初本塁打となる先頭打者弾を放った。
青木は「1番・センター」で先発出場。マリナーズは先発マイリーが初回に2点を先制されたが、リードオフマンがすぐに反撃の狼煙を上げる。青木は2ボールから先発ヒューズの91マイル(約146キロ)の速球をフルスイング。高々と上がった打球は、ギリギリでライトフェンスを越えた。
大歓声の中でダイヤモンドを一周した青木。しかし、ダッグアウトに戻ると、監督・コーチらスタッフはいるものの、選手は全員がベンチ裏のロッカーへ。青木は両手を広げて困惑の表情を浮かべたが、ベンチに座るとチームメートが戻ってきて、主砲クルーズらがハグ。193打席目で飛び出したマリナーズ初本塁打を、メジャーでお馴染みの「サイレントトリートメント」で祝福された。
マリナーズは2回にも1点を奪い、試合を振り出しに戻している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count