田中将大、平成の終焉に感慨 新元号発表に「終わるんだなっていう気持ち」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

昭和63年生まれの30歳「平成とともに年を重ねてきた」

 ヤンキースの田中将大投手が1日(日本時間2日)、5月1日から始まる新元号「令和」の発表を受け、「終わるんだなっていう気持ちはちょっとありました。いよいよ変わるなって」と「平成」終焉に対する感慨を語った。

 新元号発表の様子を中継で見たという右腕は、「気持ちを新たにっていうのはないです」と素っ気なかったが、「平成」には特別な思いを抱いている様子。自身は昭和63年生まれの30歳で「同じ学年は(昭和)63年、64年、平成元年と3つの年が一緒なんで、そこはなんか特殊な世代だなって思ってました」という。

 文字通り「平成とともに年を重ねた」世代で、駒大苫小牧高時代に出場した甲子園、ギネス記録となる28試合連続勝利、楽天の球団初V、ヤンキース入団など、さまざまなトピックスで平成のスポーツ史を彩った。平成を代表するスポーツ選手と言っても過言ではないが、「それは皆さんが評価して下さい」と話した。

 アメリカでは日本の元号を感じる機会は少ないが、平成スポーツ史に残した功績以上のものを、令和スポーツ史にも刻みたい。

(佐藤直子 / Naoko Sato)

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