“リアル二刀流”で躍動、日ハム大谷の胸中は…「プレッシャーかかってくる」
DH使わずに「6番・投手」で先発し、161キロ&猛打賞の活躍
日本ハムの大谷翔平投手が29日の楽天戦(コボスタ宮城)で指名打者制を使わずに「6番・投手」で先発した。
プロ4年目で実現した“リアル二刀流”。投げては2回までの7得点をバックに快投した。6回2死一、二塁では途中出場のオコエを最速161キロ直球で三ゴロ。7回2死一、二塁でも161キロで足立から空振り三振を奪うなど楽天打線を圧倒した。
さらに、バットでも5回先頭で右前安打。野手出場時では自身最長の11試合連続安打をマークすると、10点リードの7回2死一、二塁では西宮から右中間適時二塁打を放った。6回1死一塁の右前安打と合わせ、今季2度目の猛打賞。リアル二刀流では6試合目で初の3安打となった。
投打で圧巻の活躍を見せた21歳。試合後は笑顔を見せることなく、使命感に満ちた表情で振り返った。
――まず投球を振り返って。
「大量援護だったので、リズムよくいきたいなと思っていた。すごくいいテンポでいったわけではなかったが、本当に守備に助けられたり、いいリズムでいけたと思います。徐々に良くなっているかなという感じなので。まずまず状態が上がってきているかなという感じです」
――6回2死一、二塁では最速161キロ直球でオコエを三ゴロに仕留めた。
「空振りを取りにいったんですけど、詰まらせるぐらいでした」