菊池雄星、2戦連続好投で米名物記者が“太鼓判”「頼りになるメジャーリーグの投手」
6日の敵地ホワイトソックス戦でメジャー初勝利を目指すマリナーズの菊池
マリナーズの菊池雄星投手は5日(日本時間6日)、敵地ホワイトソックス戦でメジャー初勝利を目指し今季3度目の先発を果たす。チームは開幕から8勝1敗と好スタートを切り戦前の予想を覆す活躍を見せているが米メディアは安定した投球を見せる菊池に期待を寄せている。
米メディア「ESPN」のジェフ・パッサン記者は好調のマリナーズについて「とても変わった意味で見るのが楽しいチーム」と伝え、移籍1年目の菊池の投球を評価した。
記事ではオフに主力を放出し若手育成に力を入れるマリナーズが開幕から白星を重ねる状況に「このチームには見て楽しめることがいくつかある」とし、菊池がその中の1人として取り上げられている。
ここまでメジャーデビューから2試合に登板し10回2/3を投げ0勝0敗ながら防御率2.53の成績を残す日本人左腕にパッサン記者は「彼はとても良い投手になると思う。頼りになるメジャーリーグの投手であり、彼を獲得したことで、ジェリー・ディポトは手腕を見せた」と、菊池自身と獲得に成功したディポトGMを称賛。さらに、若手主体のマリナーズの中で「良い選手全員をトレードしたように思えるオフにおいて、マリナーズにとって大いに慰めとなることである」と安定した投球を見せている菊池に合格点を与えている。
また、菊池について米国では「ある人は、彼が1年以内にア・リーグでトップ10に入る投手になると語っていた。3、4番手よりも良い投手になるために必要な制球力を持っていないと言う人もいた」と、評価が分かれていることも明かしている。今後も好投を続け、パッサン記者のような高い評価をもっと増やしたいところだ。
(Full-Count編集部)